玉掛け作業 事前準備のあれこれ②

君たち、今日は何の日か知っているかい?

今日はカレーライスの日だよ。

1982年に、1月22日の給食のメニューをカレーにすることが決められ、

全国の小中学校で一斉にカレーが出されたんだって。

給食か~、懐かしいね。もう数十年前のことだよ。

月間献立表が発表されるたびに、どの日に何をおかわりしようか考えてワクワクしていたなあ。

・・・・もちろん、あの頃から太っていたさ。

 

さて、ここから本題に入るよ。

玉掛け作業の事前準備について、先週に引き続き紹介していこうと思う。

今回は4つあるよ。

 

準備⑥ クレーンの定格総荷重を確認すること

クレーンの定格総荷重って何だったっけ?って思っている君たちのために説明するよ。

下のイラストを見てくれ。

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定格総荷重とは、そのときのクレーンの使用状態を見て、負荷をかけることができる

最大の荷重のことなんだ。

シャックルなどの吊り具の重さも含むよ。

一方で定格荷重は、クレーンフックやシャックルなどの吊り具の重さを引いた荷重なんだ。

玉掛け作業をするときは、このことに注意して作業をしなければいけないよね。

定格総荷重と定格荷重は間違いやすいから、気をつけてくれよな。

 

準備⑦ 荷の運搬経由と、荷の降ろす場所を確認すること

荷を吊り上げてから、「どこに移動させようかな。」って考える人はいないと思うけど、

一緒に作業をする仲間と情報の共有をすることは大切だよね。

荷を下ろす場所は、次の作業に入りやすいようにスペースを十分にとったり、

何回も置き直しをしないためにも、事前に並べ方や置き方を考えないといけないよ。

 

準備⑧ 作業者の配置を決めること

荷の運搬と同じように、作業者の配置についてもお互いに分かっていないと事故の原因になるよ。

荷を動かしている途中に思わぬ場所に作業者がいたら、

荷が当たったりして軽い怪我だけでは済まないよね。

 

準備⑨ 玉掛け作業に適した服装を着用すること

玉掛け作業をするときは暑いからとか、この俺の筋肉を見せたいからって

半袖や半ズボンになったりしてはいけないよ。

腕や足がむき出しになると、その分、危険度は増すからね。

身だしなみを整えてから玉掛け作業を始めてくれよ。

 

安全な服装の例

安全な服装の例

 

今回は、基本に立ち帰ってみたよ。

当たり前にできている君たちが多いかもしれないけど、

チームのみんなと確認しあってほしいな。

気の緩みが大きな事故をまねくこともあるからね。

 

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君たち、今日も一日ご安全に!