滑車のあたまをうまく使い分けちゃいなよ!

もうすぐバレンタインデーだね。

チョコ好きの僕にとってはたまらない季節だね。

男だけど、毎年〇急とか〇鉄百貨店のバレンタインフェアに繰り出しちゃうタイプだよ。

色んなチョコやアイスがあって、ついつい食べすぎ買いすぎになってしまう。。

ちゃんとバレンタインデーの歴史も調べたよ。

西暦269年のこの日、兵士の自由結婚禁止政策に反対したバレンタイン司教が

ローマ皇帝に処刑されたことから2月14日はバレンタイン司教の記念日とされている。

ヨーロッパでは花やケーキを贈る風習があるけど、

女性が男性にチョコレートを贈る習慣は日本独自のものなんだって。

日本では、バレンタインにチョコレートの年間消費量の4分1が消費されると言われているんだ。

まさに国民行事だね!

 

さあ、ここから本題に入るよ。

今日はオタフク滑車を例にして、滑車の機種と点検について紹介していくよ。

君たち、滑車の上部には3種類あるよ。

1つめはシャックル式

構造上、他の2種類と比べて使用荷重を大きくとれるけど回転しないため、

滑車を取り付ける向きによってシーブの方向が決まるから

どのようにワイヤーを取り回すかを正確に決める必要があるんだ。

ちなみに、シーブの向きを90度変えるときは途中にリングなどを付けなければいけないよ。

2つめはハッカー式。取り外しが簡単だよ。

3つめはオーフ式。小判型のような形をしているよ。

この2つは首廻りの部分が回転するから、

滑車の取り付ける向きに関わらずシーブの向きを自由に決められるよ。

だから滑車を取付ける向きが決まっていても

ワイヤーの取り回し計画の変更に柔軟な対応ができるんだね。

シャックル式は、土木工事などクレーン用途として多く使われているよ。

また、ゴルフ練習場のネット張りなど設備の一部として使用する場合はオーフ式が適していて

頻繁に取り外す場合はハッカー式が適しているよ。

 

ヘッド部分

 

滑車もワイヤーロープと同じように定期的に点検をしてくれよな。

長く使っているとサビてきたり、シーブの軸受けが摩耗したりするからこまめに注油しよう。

使用荷重や使用するロープが、最大ロープ径以内かどうかの確認も忘れずに。

あと、作業中にワイヤーロープが引っ掛かってしまうと

滑車が壊れてワイヤーロープが跳ねることがあるよね。

予想しない荷重が作用したときのことも考えて

滑車の内角側周辺には立ち入らない作業計画を立ててくれよな。

 

内角内側立ち入り禁止出典元:釜原鉄工所様 HP

 

 

無題

君たち、今日も1日ご安全に!