使い方を間違えるとクリティカルヒットしちゃうよ!

君たち!もう7月だね。今日は何の日か知っているかい?

今日7月2日は、1年のちょうど真ん中の日なんだよ!

平年では、この日が1月1日から数えても12月31日から数えても183日目になるんだ!

僕はこれを知って、あれ?この間お正月じゃなかったっけ??ってびっくりしたよ。

そして、年末になったらもう1年過ぎたのかってびっくりするんだ。

もう毎年びっくりしているよ。僕と同じように毎年びっくりしている君も多いんじゃないかい?

 

さて、ここから本題に入るよ!

今日は、基本的なシャックルの正しい使い方を状況別に紹介していくよ。

 

①シャックル同士のつなぎ方

まず、シャックル同士での連結方法は、クラウン部同士でつなぐのが正しい使い方だよ。

ボルト同士で連結したり、2つとも同じ方向に連結したりしないようにしてくれよな。

なぜダメかというと、クラウン部同士が当たらない連結方法では荷重のかかる位置が

センターからずれてしまって安定が悪くシャックルが斜め吊りになってしまったり

場合によっては衝撃荷重が働いて破損の原因になることがあるからだよ。

シャックル同士_写真 シャックル同士_写真2 シャックル同士_写真3

 

②横吊り厳禁!荷重は、縦方向

シャックルは、縦方向に荷重をかけるように設計しているから横や斜め荷重には強くないんだ。

だから荷重が縦方向になるように使用してくれよな。

もし、横荷重をかけて使用してしまうと吊りピースがシャックル本体に当たって

吊り荷やシャックルに傷が生じ破損の原因になるんだ。

特に、長シャックルは普通のシャックルより長く、てこの力が働いて変形しやすくて危険だよ。

吊り荷の落下を招く可能性がある危険な使い方だから、やめてくれよな。

 荷起こし

 

③動索にボルト側を連結しない

まず動索とは、クレーンの巻き上げにより移動する可能性がある

スリング(ワイヤロープ、繊維スリングなど)を指すよ。

シャックルの取り付けは、常にボルト側をワイヤロープが動かない側にするのが正しいよ。

もし動索にボルト側を取り付けていてロープが移動すると、

ボルトが回転してゆるんでしまい最悪外れてしまう可能性があるんだ。

吊り上げ作業の最中にボルトが外れてしまうと、吊り荷が落下する危険性があるよ。

また反対にボルトが増し締めされて、

取り外しが困難になることもあるから、確認して取り付けてくれよな。

 ボルトの回転防止

 

④ワイヤロープとのつなぎ方

シャックルに取り付けるワイヤロープは必ず重ならないようにする必要があるよ。

もし、ワイヤロープが重なった取り付け方をすると、ワイヤロープがすれ合ったり、

ストランドがつぶれたりして、ワイヤロープが破損する可能性があるんだ。

また、その状態のまま吊り上げてしまうとワイヤロープ同士の長さがあっていないから

ワイヤロープ1本あたりにかかる荷重に差異が出てとても危険なんだ。

だから基本的にはストレート型のシャックルにはワイヤロープ1本、

複数のワイヤロープを使用する場合はバウ型のシャックルで吊り上げるのが安全だよ。

バウとストレート

 

今日はシャックルの基本的な使い方について説明したよ。

 

使い方で思い出したけれど実は僕、空気清浄機を中のフィルターのビニールをつけたまま

使っていたことに2年くらいたってから気が付いたことがあるよ。

「空気清浄機があると、やっぱり空気が違うな~」って

ずっと思っていたけれど、勘違いだったんだ・・・。

調べてみたら、僕と同じような人がたくさんいたから、

もし空気清浄機が家にある君は確認してみてくれよな。もしかしたら、、、、。

ミスターTpng

君たち、今日も一日ご安全に!!