君たち、突然だけど12月21日は何の日か知ってるかい?実は「回文の日」なんだ!
12月21日の「1221」が回文のようになっていることから制定されたんだって!
回文っていうのは、上から読んでも下から読んでも同じ言葉になる言葉遊びだよ。
「しんぶんし」、「竹やぶ焼けた」とか有名だよね!君たちも小さい頃遊ばなかったかい?
懐かしくていろいろ調べてみたら、僕にピッタリの回文を見つけたよ。
「今朝美味しいおでんで美味しいお酒」
すごい自然な文になっててすごいし、朝からおいしいおでんとお酒なんて最高だよ。
僕も久しぶりに回文を考えてみようかな!
さて、ここから本題に入るよ。
少し前に捻じ込みシャックルについてこんな質問をもらったんだ。
「捻じ込みタイプのシャックルを使用する際、
ピンをいったん締めきったあとで若干ネジを緩めるということをベテランに言われた。
これは正しいのか。安全面はどうなのか。」
この質問、よく聞かれるんだ!
まずピンをいったん締め切った後どうしてネジを緩める必要があるのかというと、
締めきった状態でシャックルを使用すると、
使用後にネジが緩まなくなって取り外すことができないことがあるからなんだって!
そのことから現場で「ネジを若干緩めて使用する」と言われているところが結構多いみたいなんだ。
実は捻じ込みシャックルを使用する時のネジの締め具合については
玉掛け技能講習等でも教えていないことが多く、法令等によって決まりがあるわけでもないんだ。
つまり明確に決められていないからこそ、疑問に思う君が多いってことだね。
ただ、各メーカーで使用上の注意点として「シャックルを使用される前には、
必ずネジ又はナットが締めきった状態であることを確認の上使用してください」としているよ。
そうしないといけない理由は、ネジを緩めてしまった状態で使用することで、
最悪の場合ピンが外れてしまうというリスクがあるよね。
ピンが外れてしまうと事故に繋がる可能性があり、安全だとは言えないよね。
そうなると、「ネジが緩まなくなって取り外すことが出来なくなるリスク」より
「ピンが外れて事故につながるというリスク」を回避すべきだという結論になるよね。
だから安全のために、捻じ込みシャックルは必ずネジを締めきった状態で使用してくれよな!
今日は捻じ込みシャックルについて説明したよ。
あっ!回文を思いついた!
「寝よ!断然安心安全だよね」
どうだい?傑作でしょ!
君たち、今日も一日ご安全に!!