年末年始も無災害運動~玉掛け作業で脚立は使わないで~
君たち今日はクリスマスイブだよ!僕はクリスマスが大好きなんだ。
街がライトアップされてとても綺麗だし、なによりおいしいご飯がたくさん食べれるからね!
君たちクリスマスは何をして過ごすのかな?
みんなでワイワイしたり、家族とゆっくり過ごすのも良いよね。
僕のクリスマスの過ごし方は、
クリスマス映画を見ながらピザとポテトとチキンを食べるのが恒例だよ。
この時期って食べ過ぎかな?って思っても
「年末だしね」「お正月だしね」って、すごく食べ過ぎてしまうよね。
この時期に限らず食べ過ぎてる気がするけど、、、まぁそんなことは置いといて、メリークリスマス!
さて、ここから本題に入るよ。
今日は年末ということで、中央労働災害防止協会が
2021年12月1日から2022年1月15日まで実施している「年末年始無災害運動」を紹介するよ。
これは働く人たちが年末年始を無事故で過ごし、
明るい新年を迎えることができるようにっていう取り組みなんだ。
今年のスローガンは 「年末年始も 安全作業 あなたが無事故の キーパーソン」 だよ。
年末年始のこの時期はいつもと違って
慣れてないことをしたり、長期休みに向けてバタバタしちゃうよね。
あわただしい時期だからこそ、
作業前点検の実施や安全な作業方法の確認などを着実に実施してくれよ。
玉掛け作業で事故が無いように気を付けるのはもちろんなんだけど、
その他の作業やプライベートでもケガの無いように気をつけてほしいよ。
年末年始は大掃除や神棚へのお供え物などで、特に高い所で作業する機会が多くなるよね。
そんなとき「脚立」を使うことが多いんじゃないかな。
脚立は身近にある道具だから、危険をそれほど感じず使用しちゃう場合が多いと思うんだけど
実は骨折や死亡に至るなどの大きな事故が少なくないんだ。
君たちも手が届かない高所で玉掛け作業を行わなければいけない時があるのかな?
そんなときのために僕から君たちにお願いだよ。
玉掛け作業では通常の脚立の使用は絶対やめてくれよな。
過去に玉掛け作業者の転落事故が起きていて、
その対策として厚生労働省が「通常の脚立の使用は禁止とする必要がある」としているよ。
だから手が届かないところで作業する場合は、
安定した作業床が確保されていて、墜落防止のための手すりが設置された
ローリングタワーや高所作業車、移動式作業台などを使用してくれよ。
玉掛け作業では脚立は使用しちゃダメだけど、今日は無災害運動の紹介というとこで、
玉掛け作業以外で脚立を使用するときに安全に作業できるポイントを紹介するよ!
まずどんな作業時も同じことがいえるけど、
頭と手を守るために保護帽や保護手袋を着用してくれよな。
特に高所での作業だから、もし転落したときにケガが最小限ですむように考えることが重要だよ。
また脚立を設置するときなど、開閉部で手を挟まないように気を付けてね。
次に脚立を設置する前に、開き止め金具を確実にロックしてすること!
開き止め金具がしっかりロックされていないと、脚立の脚が動いてしまう可能性があって危険だよ。
そして設置する場所は安定した地面に設置することが大切だよ。
柔らかい地面や滑りやすい床など安定していない地面に設置するとバランスを崩してしまうよ。
作業する時は、天板に「乗らない」「座らない」「またがらない」!
この3つを特に気を付けて作業してくれよな。
分かってくれたかな?細かい注意事項を言ったけど、
事故の無いようにするには、大前提として体調管理を万全にし、無理をしない事が大切だよ!
今日も最後まで読んでくれてありがとう!次回の更新は再来週の2022年1月7日だよ!
来年も玉掛け作業について、どんどん発信していくから楽しみにしていてくれよな。
君たち、今日も一日ご安全に!よいお年を~~!!