家電もシャックルも叩けば直る?ネジが固くて回らない時の対処法
君たち、明けましておめでとう!年末年始は楽しく過ごせたかな?
僕は君たちの想像通りたくさん飲んで食べて過ごしたから絶賛正月太り中だよ。
去年よりさらにお腹周りが気になるようになったんだけど、気のせいかな。
だから今年も初詣で「痩せたいので応援してください」ってお願いしてきたよ。
もちろん「君たちが玉掛け作業で危険な目に遭わないように」ってお願いもしたよ。
今年も事故なく、ケガなく、安全に玉掛け作業ができるように頑張ろうね。
さて、ここから本題に入るよ!
少し前のブログで、「捻じ込みシャックルは必ずネジを締めきった状態で使用してね」って
説明したんだけれど覚えてるかな?
なんでそう説明したかというと、「ネジを締めきった状態でシャックルを使用すると、
使用後にネジが緩まなくなって取り外すことができないことがあるから」という理由で
「ネジを若干緩めた状態で使用するように」って言われているところが結構多いみたいなんだ。
だけどそれはすごく危険だから、捻じ込みシャックルは
必ずネジを締めきった状態で使用してねって説明したんだ。思い出してくれたかな?
忘れちゃった君や、まだ見てない君は、ここからチェックしてくれよな。
そこで今回は、ネジを締め過ぎて固く外れなくなった
捻じ込みシャックルのピンを外す方法を紹介するよ!
まず1つ目の方法は、「ピンのアイ部分に棒状のモノを入れて、てこの原理を利用し回す方法」だよ。
ピンのアイ部分っていうのは、青い矢印のところだよ。
棒状のモノは硬くて力をかけても折れないようなモノが好ましいよ。
だいたい僕はこの方法を最初に試すかな。
2つ目は、「潤滑剤を使用する方法」だよ。
潤滑剤がネジ山に入り込み、摩擦が少なくなることでネジが緩みやすくなるんだ。
最近は防錆効果がある潤滑剤も簡単に買えるから、目的によって使い分けるのも良いよね。
3つ目は、「軍手などの柔らかいものをシャックルにあて、ハンマーで優しくコンコンと叩く方法」だよ。
シャックルをハンマーで叩いて振動を与えることで、
ボルトとネジ山に隙間が生まれ、ピンが外れる可能性があるんだ。
この方法は締め過ぎが原因の時だけじゃなくて、
錆びによる固着が原因の場合でも効果を期待することができるよ。
ただあんまり強い力で叩きすぎると、製品が傷む原因になるかもしれないからやめてね。
今日は、捻じ込みシャックルのネジが固くて回らない時の対処法を3つ紹介したよ!
ぜひ試してみてくれよな。他に良い方法を知っている君がいたら教えてほしいよ。
もし今回紹介した方法や他の方法を試しても、どうしても取れない場合は、
連結しているワイヤロープや繊維スリングを切断するしかないんだ、、。
それはすごく大変だから、外れることを願っていろいろな方法を試してみてね。
叩いたら直るって、昔の家電みたいだよね。
僕のお腹も叩いたら直るかな?
ぱぁん!!いい音は鳴ったけど、正月太りは直らなかったよ。残念。
君たち、今年も一年ご安全に!